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外猫たち

茨城に住んでいた2004年6月末頃、
外へ出ると風に乗って子猫の声が聞こえたような気がしました。

周りを見ても子猫の気配はなく、
気のせいかなと思ったら、
また遠くで、「ニャーン、ニャーン」
よ~く探すと、
家の前の畑をはさんで、20mほど離れた物流センターの裏側に
茶トラの子猫が。

子猫を見ると放っておけない私。
猫缶を持って、畑を横切って近づくと、
警戒心のある目で私を見て、
物流倉庫に山積みしてあるパレットの間に隠れてしまいました。

家の二階の窓からよく見えるので、様子を伺っていると
どうも野良ちゃんがファミリーで暮らしているようでした。

お母さんは三毛のべっぴんさん。
お父さんは大柄の白黒さん。
出歩いてる子猫は茶トラちゃんだけでした。

丁度授乳の時期だったのでしょう。
お母さんはがりがりにやせてました。
目がギラギラしてましたね。
何回か見かけたことのある猫さんでした。
餌がなくて、かなり弱っていたのでしょう。
カラスに襲われそうになっていたときもありました。

当時は、野良猫さんやその餌やりについて深く考えたこともなく、
猫たちがいるんだから、餌をやればいいじゃない的な考えで、
気楽に餌を運んでやってました。

茶トラのチビちゃんは、すぐに見かけなくなりました。
お母さん、お父さんは完全に人間嫌いな様子で、
「何をしに来た!?」
というような顔で私を威嚇してました。

そんなことにお構いなく、私はフードを運んでいたのですが、
そのうち、ぱらぱらと子猫が出歩くようになりました。
茶トラちゃんはいなくなりましたが、
残りは4匹で、キジトラ白 3、白黒 1。

この時点で子猫を保護して里親さんを探すという考えが
私の頭の中には全くありませんでした。
うちにはもう5匹いるから無理だわ、という考えだけでした。


深く考えもせず始めた餌やりですが、
それから5年間、今回私が引っ越しをするまで
せっせと餌やりを続けました。

その5年間にはいろんなことがありました。

お父さんがいなくなり、
お母さんがいなくなり、
子どもたちも2匹いなくなりました。

私が餌やりをしているのを見かけて、
「協力するから地域猫にしよう」なんて、
かっこつけて口利きしてくれようとした人が、
近所の猛反対に遭った途端、手のひらを返したように
「あなたが始めたんだから、あなたの責任で最後まで面倒みてやれば」
と、豹変したのには驚き!

こういう時、人の本性って現れるんですね。
私は何も協力を求めてもいないのに、
勝手に協力を申し出て、勝手に人を陥れて・・・。

分かったことは、
野良ちゃんを見て、かわいそうだなと思うような人はほとんどいないということ。

大抵の人が、

家の庭で日向ぼっこされるのがいや、
ごみをあさられるのがいや、
ウンコされるのがいや

自分ちで猫を放し飼いにしてる人までがそう言ってました。
あの地で、野良ちゃんたちに未来はないと思いましたよ。


お母さん猫はシンシアと名づけました。
お父さん猫はマイケル
子どもたちは
さらら、きらら、つらら、うらら、くららでした。



最初に茶トラの子、さららがいなくなり、
お父さんのマイケルも、縄張り争いに負けていなくなりました。
残ったのは全部♀猫でした。

半年後にはすべて不妊手術を施したのですが、
やはり外での生活は厳しいですね。
一番小柄だったきららがいなくなりました。
お父さんが縄張り争いに負けたことで、住みかを追われたため、
みんながばらばらになっていました。
小柄な子は1匹で厳しい冬は越せなかったのでしょう。

お母さんのシンシアはすっかり私に懐いて、
配食で会うたびに、ハグしてきて離れませんでした。
きっと元飼い猫だったんでしょうね。かわいそうに。
鳴きながら後追いされたときには胸が痛みました。

そのシンシアも3年半経ったときに
ふっつりと姿を消しました。
何が起こったのか全く分かりませんでした。
事故に遭ったわけでもなかったし、
ぐるぐると近所を探しましたが、
ちらとも姿を見かけませんでした。
私以外の人には決して懐いていませんでしたので、
連れて行かれたということもありません。

シンシアのことを思うと、今でも胸が痛みます。

その半年後、つららがいなくなりました。
臆病な子で、きっと途中から現れるようになった
茶トラの♂猫に追われたのだと思います。
いつもどこかで出くわしては、いじめられてる様子でした。
この子も小柄でしたが、寒い冬を頑張って3回も乗り切っていたのに。


私のように実家が遠く離れた地にあったり、
転勤があったりする者は、
餌やりなどするものではないと思いましたね。
それは当然、引っ越しがあるから。

5年間も餌を与えていた子に、
「じゃね!あとは自分で餌をさがして生きてってネ」
とは、私にはどうしても言えません。
かと言って、もどきの病気のことを考えると
家の中で一緒に飼うことは不可能です。

それで今回、
実家のある徳島へ帰って来るとき、
 
建てました!


                         ジャン!!
         猫舎
                           猫舎です。

これも田舎でスペースがあったからできたこと。ラッキーでしたね。
お蔭でうちは火の車ですが、大工さんが頑張って建ててくれたので、
ちょっとやそっとの台風ではびくともしません。

広いところで走り回っていた子たちが
こんな狭いスペースでおとなしくしていてくれるだろうかと心配しましたが、杞憂でした。
暴れたり、鳴いたりすることもなく、ただただおとなしく、ほとんど眠っています。
5年間の疲れを癒してるみたいです。
きっと落ち着ける場所がほしかったんでしょうね。


猫舎の住猫は、
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です。
全く人には慣れてなくて、
未だに私を見ては、「シャー!」と、
威嚇してます。

あの過酷な中を生き残ってくれたのだから、
許しちゃいますけどね。

猫をこんな狭いところに閉じ込めて
虐待しているのではないかと思われそうです。
慣れた頃に外に出してやってもいいけど、
事故に遭うのが怖いし、
いなくなるのも怖い。

人に慣れたら里親さんでもと、思わなくもないけど、
慣れたら慣れたでかわいくなってくるし・・・
思案中です。



今日は長~いブログになってしまいました。

猫の餌やりするのはいいですけど、それが1匹であれ何匹であれ、
最後まで面倒みるというのはとても難しいことだと思いました。

特に私みたいな引っ越しがある人間には。
でも、始めてしまったからには
投げ出さないようにしなくてはいけませんね。

猫さんたちは餌やりさんを当てにしてるんですから。








昨日、今日の暖かさで
庭のサフランがたくさん開花しました。

サフラン



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No title

野良猫を嫌う人の庭を汚すからゴミをあさるからと言う気持ちもわかるし
餌やりさんの可愛そうでほっとけない気持ちもわかる私もそうだから

だけど餌やりさんに問題があるのも事実だから辛い所なんですよ
自分はしてない事で違う人がした事でも
餌やり反対の人からしたら一緒ですからね

地域猫にと声をかけて下さった方は無責任な方ですね
住民の猛反対に負け勝手な事ばっかり言って
辛かったでしょ。腹が立ったでしょ
地域猫にするのは相当な時間や体力を使うし一歩間違えれば
野良ちゃんの命を奪いかねないのに・・・

でも今凄く感動してこまちょんたさんにありがとうって気持ちでいっぱい
この子達を守り一緒に連れてくるなんて誰にも出来ない事をなさって
るんだもん、ほんとありがとう

私も森猫や外猫を保護し狭い部屋に閉じ込めてって葛藤は毎日です
だけどその分ウザイって思われるぐらい愛情をそそいでます
これからもニャンズを守ってあげてくださいね。

No title

こまちょんたさん。。。素敵すぎます。
こまちょんたさんみたいな方が居るから、人間嫌いになれないんですよ~
私も頑張らなきゃ~

それにしても薄情なエサやりさんが多くて、驚かされます。
私のエサ場も、そんな人達から引き継いでますから(^^;)
猫にエサをやる行為、そんなに簡単なもんじゃないんだけど。。。
反対派から猫達を守る盾になる覚悟がないとねぇ。

最後に。。。
うららちゃんとくららちゃんの眼光の鋭さに(^w^)

こまち様

コメントありがとうございます。

私こそ感動してます。だって外猫さんの面倒みてて、「ありがとう」なんて言われたこと今までなかったですから。なんだかうるうるなってしまいました。
こまちさんも苦労されてるから、分かってくださるんですね。
本当に、餌やりの問題はとても難しいと思います。
私は、どうしてもあの子達を置いてくることはできませんでした。そんなことしてたら、一生の後悔だったと思います。
外食しない、服を買わないことを続けていれば猫舎くらい建てられますもんね!
外猫ちゃんたちの苦労を考えれば、少しくらいの我慢は苦にならないです。
私はとても自己中な人間なんですけど、こと動物に関してだけは違うんですよね。不思議。

まる様

コメントありがとうございます。

私のしていることなんて、まるさんがされてることに比べたらちっぽけなもんですよ。何と言っても猫ちゃんの数が違う!
私も茨城では、お気楽な気持ちで餌やりを始めてしまったんですが、いろいろな事情を知ったり、猫たちにあてにされてることを考えたりしてる内に、いい加減なことはできないなと思うようになりました。
餌やりで苦情が出ないなんてことは、まずないみたいですね。
だからと言って、すぐに投げ出す人の気も知れない。
まるさんもいい加減な人たちのあとを引き継いで大変な思いをしてらっしゃるのに、愚痴ひとつ言わず本当に頭が下がります。
私なんか、ほんの1匹で大騒ぎですe-449
責任を持てないなら、最初から餌やりなんかしないでほしい!
本当に腹が立つe-443
プロフィール

こまちょんた

Author:こまちょんた
猫屋敷の住人。お猫様にお仕えして十年余り。お猫様と日々生活を共にし、ますます猫化しています。

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